毒親育ちの人ほど、婚活に本気な理由~「婚活は逃げじゃない」と伝えたい~
こんにちは
アットブライダル銀座の家田です。
結婚相談所で多くの方と接していると、「婚活に本気になれる人」と「なかなか動けない人」の間に、**ある共通した"温度差"**があることに気づきます。
その違いは、年齢でも収入でも学歴でもなく、
実は親との関係性や、家庭環境にあるのです。
たとえば、親から大切に育てられ、現在も実家暮らしで居心地のいい人。
経済的に不自由もなく、家族との関係も良好。
そういった方の中には、
「無理に結婚しなくても今のままで十分」
「親もいるし、今の生活が一番楽かも」
という感覚で、婚活の優先順位がどうしても下がる傾向があります。
もちろん、親との関係が良好であることは素晴らしいことです。
しかしその一方で、心の奥では「親の希望に逆らえない」「親の気に入る人を選ばないといけない」といった無意識の制約を感じ、婚活がスムーズに進まない方も少なくありません。
つまり、"今がそこそこ幸せ"だからこそ、人生の大きな決断である結婚に対して慎重になりすぎたり、「本気モード」に入るまでに時間がかかったりするのです。
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一方で、もう一つの対照的なタイプがいます。
それが、いわゆる「毒親育ち」の方です。
最近よく聞くようになった「毒親」という言葉は医学用語ではありませんが、
一般的には、子どもに対して暴言・過干渉・無視・人格否定・過度なコントロールなど、精神的に強い影響を与える親を指すことが多いです。
そして、そのような家庭環境で育った方を「毒親育ち」と呼ぶことがあります。
「今度こそ、安心できる家庭を自分でつくりたい」
「親とは違う、穏やかで優しい家庭を築きたい」
「子どもには、自分と違う育ち方をさせたい」
そんな思いを持ち、誰よりも真剣にお相手探しに向き合っている方が多いのです。
彼ら・彼女らは、仕事と婚活を両立しながら、丁寧にお見合いをこなし、真剣に振り返り、自分の課題とも向き合って、少しずつ前に進んでいきます。
その姿は、**並大抵の努力ではなく、"決意そのもの"**です。
もちろん、家庭環境の良し悪しだけで婚活の成果が決まるわけではありません。
けれども、「本気で結婚したい」「過去の痛みを乗り越えて幸せを築きたい」という強い意思があるかどうかは、婚活の進み方に大きく影響します。
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私は、こう思っています。
結婚は逃げじゃない。
幸せな家庭を築くことは、
自分の人生を、自分の手で取り戻すことでもある。
親との関係に悩んできた方、
毒親という言葉に少しでも引っかかる方――
その経験は決して"欠点"ではありません。
むしろ、しっかり自分の過去に向き合い、
新しい人生を歩もうとしている「強さの証」だと思います。
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アットブライダル銀座では、家庭環境やこれまでのご経験に関係なく、
その人にとっての「安心できるパートナー選び」を丁寧にサポートしています。
大切なのは、「どこから来たか」ではなく、「これからどう生きたいか」。
あなたが心から安らげる関係を築けるように、
無理のないペースで、でも確実に――
私たちが伴走していきます。
どうか、過去を理由に結婚をあきらめないでください。
あなたの「これから」は、きっと変えられます。
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